ゲーミングヘッドセット、イヤホン…構造や用語について

いざ、ゲーミングヘッドセットゲーミングイヤホンを買おう!と意気込んで調べてみると、専門的な用語や構造が多くて分かりづらいと思います。

今回はそういったところにフォーカスをしてお伝えしていきたいと思います。

 

ドライバーってなに?

ゲーミングヘッドセットやゲーミングイヤホンを調べていると「大型ドライバーを採用!!」など、決まり文句のように書かれる「ドライバー」ですが、これはヘッドホンの心臓部である音を鳴らす部分になります。

ドライバーユニット」「ヘッドホンユニット」と呼ばれ、大きさや材質によって音が大きく変わります。

また、ゲーミングヘッドセットやゲーミングイヤホンはネオジウムドライバーが多く採用されているようです。

ドライバーは大型化することで全体的に音質がよくなります。

そこにネオジウムドライバーを採用することで迫力のある重低音をプラスするという事でしょうか。

このような素材のチョイスがゲームに特化している所以になるわけですね。

 

定位感ってなに?

定位感は「音像定位」と呼ばれます。

音像定位とは音がどの方向からどの程度の距離で聞こえるかという事です。

音像定位が優れていると音が鳴った方向や距離が詳細に把握しやすくなります

どの方向から狙撃をされた、この壁を挟んだ向こうに足音がした、という情報はゲームをプレイする環境において詳細であればあるほど良いです。

ですので、ゲーミングデバイスを作っているメーカーはこういった所に力を入れて開発をするのだと思います。

 

5.1ch…7.1ch…サラウンドってなに?

多くのゲーミングデバイスで採用されているのは「バーチャルサラウンド」というサラウンドシステムです。
バーチャルサラウンドとは、実際にはないのに擬似的にスピーカーが複数あるように再現しているのです。

悪く言ってしまえば無いものをあるように錯覚させていることになります。

そもそもゲームがサラウンドに対応をしていないと使えませんし、対応していないゲームでバーチャルサラウンドを使うと音がボヤけて反響してしまうのでかえって音が聞こえづらくなる事もあります。
音が聞こえづらいのではお話になりませんので、サラウンドを切ってヘッドセットを使っているプロも多いそうです。
人によってデバイスの使用用途が違いますので、臨場感を楽しみたければサラウンド機能をONに、真剣に敵を倒したいのであればOFFに、とシーンによって使い分けるのがベストかと思います。

 

長時間プレイする上での問題…「側圧」

長時間のプレイで大きな問題になってくるのが「側圧」による頭痛です。

側圧が発生する原因はヘッドホンのヘッドバンドという部分がバネの様な構造をして締め付けているからです。

それならば締め付けを弱くすればいい…という訳ではなく、締め付けが弱すぎれば本体が簡単にズレてしまうのです。

こういった問題を改善すべく、ヘッドバンド部に調整機構を組み込んで自分にピッタリの側圧に調整できるものが増えています。

ゲーミングヘッドセットを選ぶときは、側圧の調整をできるかどうかチェックが必要ですね。

 

以上、今回は分かりづらい用語や構造についてお伝えさせて頂きました。